ギターは素敵な恋人
2012/01/03



何時も、そう思っているのですが、常に一方通行の片思いで

決して私の気持ちを受け止めてくれない。

この、わずか数十枚の銘木で製作されているギターの持つ

無限の可能性に魅かれのめり込みそして、そこそこまでくると

突然言う事を聞かなくなるギター。

なだめても、すかしても、おどしても決して私になびいてくれない。

それはまだ、私自身が演奏も表現も分析も出来ていないと
教えてくれるようだ。

なるほど、弾いているつもり・解ったつもりでもこの恋人は

私の本心」を見抜き冷笑をあびせ手の内から逃げてしまう。

たった6本の性格の違う音色を持つこの楽器に

いつも手玉に取られてしまう。

楽器は、完全なる一体感を持ち手・足のように扱うことが

出来なければ決して微笑んではくれません。

いつもいつも、この気難しいデリケートな恋人にひれ伏して

何時か必ず満面の笑みで私を迎えてくれるのを精進しながら

待つ事にします。

私の原点(弦天)です。